とある男の優雅なアフタヌーン
2012年10月2日 日常 コメント (6)彼くらい気品溢れるジェントルマンになるとね、おやつの時間なんてそれはもう優雅なもんさ──
薔薇色の乙女達を尻目に男一匹クィクリーへ入り、注文するのは蜂蜜紅茶。
そのままタピオカドリンク片手に、のっしのっしとデパ地下へ。目当ては焼きたてのデニッシュ。
たちこめる甘い匂いの中に、賑わうマダム達の妖艶さを肌で感じながらデニッシュ屋をあとにしたら、公園へと向かう。
夕陽を背に独りベンチに腰かけ、焼きたてのデニッシュを頬張ると、甘い匂いにつられ、鳩が一羽、また一羽と彼を囲う。その姿はさながら主に忠誠を誓う従者のようだ。
そのノスタルジックな風景は人を惹き付けるのか、そこを通りかかった人は皆、彼の方へと振り返った。
ある者は微笑み、あるものは遠くからその風景をフィルムに納めようとした。
それを知ってか知らずか
風が…冷たくなってきたな。
そう呟くと食べかけのデニッシュを鞄に詰め、彼は夕暮れの公園を去ったのであった。
──どうだい?優雅じゃないか!
一挙手一投足が画になる男なんてそうそう見ないね!
…でも少しだけ。少しだけ切なくなるのは…なんでだろうね。
薔薇色の乙女達を尻目に男一匹クィクリーへ入り、注文するのは蜂蜜紅茶。
そのままタピオカドリンク片手に、のっしのっしとデパ地下へ。目当ては焼きたてのデニッシュ。
たちこめる甘い匂いの中に、賑わうマダム達の妖艶さを肌で感じながらデニッシュ屋をあとにしたら、公園へと向かう。
夕陽を背に独りベンチに腰かけ、焼きたてのデニッシュを頬張ると、甘い匂いにつられ、鳩が一羽、また一羽と彼を囲う。その姿はさながら主に忠誠を誓う従者のようだ。
そのノスタルジックな風景は人を惹き付けるのか、そこを通りかかった人は皆、彼の方へと振り返った。
ある者は微笑み、あるものは遠くからその風景をフィルムに納めようとした。
それを知ってか知らずか
風が…冷たくなってきたな。
そう呟くと食べかけのデニッシュを鞄に詰め、彼は夕暮れの公園を去ったのであった。
──どうだい?優雅じゃないか!
一挙手一投足が画になる男なんてそうそう見ないね!
…でも少しだけ。少しだけ切なくなるのは…なんでだろうね。
コメント
ここに来て新しい疑惑が浮上したwww
スイーツは好きです。いよいよ体重がヤバいですけど。
どこにホモ要素があるんですかねぇ(憤怒)
心なしか覇気が無かったのはそのせいですwww
あと、あのあとタピオカおかわりしに行ったのは内緒な!