勝負事において、“ジンクス”や“流れ”それから“覇気”といったものはどうやらあるらしい。

「1ゲーム目で事故ったマッチはだいたい負けない」

そんなジンクスがK峠にはあるようだ。
本人が謙遜している最中、K峠を良く知るギャラリーが呟くようにこう続けた。

「そういう時はだいたい最終戦で相手が2マリくらい…」

こうして和やかな雰囲気の中、最後の戦いが始まったのだった。

Game3
気合いを入れてマリガンチェックをする先攻のいっしー。
1枚、2枚、そして7枚目を確認後にマリガンを宣言。

一方、K峠は悩んだものの、このマッチ初となる7枚キープ。

そしていっしーのマリガンチェックは続く。
シャッフル後、6枚を確認。
呻くように再度マリガン。
きっと脳裏には先程のK峠ジンクスが過ったに違いない。


結局、いっしーの初手は5枚で落ち着いた。

先攻1ターン目、いっしーは《汚染された三角州》をセットしてターンエンド。

K峠のターン。
《沼》をセットし《思考囲い》をプレイ。
対応していっしーは《汚染された三角州》を起動、《Tropical Island》を持ってきた後に《渦巻く知識》をプレイで対処を考える。

3枚引いて2枚戻し、《思考囲い》が許可された。

いっしーのハンドから公開されたカードは《もみ消し》《Force of Will》《溢れかえる岸辺》《Tropical Islands》の4枚。
K峠はこの中から《もみ消し》を捨てさせてターンエンド。

2マリガンした上でハンデスを喰らった、いっしー。
しかし2ターン目の動きは悪くなく、《Tropical Island》を起き、先程の《思考囲い》から逃がしておいた《タルモゴイフ》のプレイだった。

対してK峠は《不毛の大地》を置き、《闇の腹心》を安全に着地させてターンを終了した。

いっしーの第3ターン。
まず《溢れかえる岸辺》を起動。持ってきた《Volcanic Island》から《稲妻》をプレイ。

対象は勿論《闇の腹心》。

その後サイズアップした4/5の《タルモゴイフ》でアタック。K峠のライフを14にし、ターンエンド。

いい動きをするいっしーに対し、ゲームの主導権を得るべくK峠が動く。

迎えた第3ターン。
《血染めのぬかるみ》をフェッチ、《ヴェールのリリアナ》をプレイ。

1ターン目の《思考囲い》と照らし合わせ、これが通るのは確認済である。

すぐに-2能力を使い、いっしーの《タルモゴイフ》を処理し、エンド。

返ってきたターンでいっしーが出来たことは、ドローゴーだった。

ゲームが更に動く。
第4ターン。K峠は《不毛の大地》でいっしーの《Volcanic Island》を割り、《ヴェールのリリアナ》の+1能力を使った上で《闇の腹心》をプレイ。ターンを終了させた。

いっしーはスレッショルド済の《敏捷なマングース》をプレイするのみでエンド。

完全にマウントをとったK峠は、ボブバンテージにより手札に加わった《死儀礼のシャーマン》をプレイ。
更に《タルモゴイフ》を盤面に追加しエンド。

非常に苦しい展開となってしまったいっしーは《秘密を掘り下げる者》を戦場に出し、僅かな希望を持ってK峠にターンを渡す。


そして、K峠ターン。
《闇の腹心》がダメ押しの《稲妻》を捲る。
捲れた《稲妻》と《ヴェールのリリアナ》の-2能力により、いっしーの戦線を崩壊させて《闇の腹心》と《タルモゴイフ》がアタック。
いっしーのライフは一気に12へ。

ターンエンド。

もう後がない、いっしーは返ってきたターンに《思案》をプレイ。
即シャッフル後《渦巻く知識》でトップを確認すると、投了した。

K峠2-1いっしー

優勝はK峠!おめでとう!


☆編集後記
このマッチは本当に面白かった!
試合自体も和やかな雰囲気で行われましたし良かったなーと。

試合後いっしーさんに「ところで覇気ってなに?」と聞いたところ「知らん」と言われましたw

まぁでもなんとなくそういうのもあるんだなと思った。

さて、拙い文章の上に長ったらしくなりましたが、ここまでお付き合いありがとうございました。

今後も機会があればやってみようかなと思います。
まずは文章書く練習しなきゃね。

最後になりますが、K峠さん優勝おめでとうございます!

コメント

いっせー
2013年9月10日14:43

このカナスレ使ってる人下手ですねぇ…(現実逃避)
わざわざ書いてくれてありがとー!byいっしー

Chicking
2013年9月10日19:35

>いっしーさん
あの日は最高に輝いてたよ(精一杯のフォロー)

ほんと勢いがあっただけに見ていたこっちも悔しかったわw

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